ジャカルタの空港アクセス

日本からインドネシアへのフライトルートは直行便と乗換え便があり、直行便は、ガルーダ・インドネシア航空と日本航空が成田、中部、関空から運航しています。インドネシアのゲートウエイは首都ジャカルタとバリ島のデンパサールで、所要時間は約7時間~10時間前後です。デンパサールへの直行便は成田、中部、関空から、ジャカルタへの直行便は成田、関空から運航しています。

■インドネシアの主要空港

・スカルノハッタ国際空港
・ジュアンダ国際空港
・デンパサール国際空港
・ポロニア国際空港
・セピンガン国際空港

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内へのアクセス

■タクシー

タクシーは国際線ターミナルの1階到着ロビー出口から乗ることができます。
・所要時間:約30~60分
・料金:Rp.140,000~Rp.200,000(途中、高速道路を利用する場合は別途Rp.11,500程度かかります)
・運行時間:24時間運行
※渋滞の時は2時間以上かかる場合があります。

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内のアクセスは、タクシーとエアポートバスが大変便利です。国際線到着ロビー内にタクシーカウンターがあり、ここでチケットを購入するとすぐに出発できます。ジャカルタ中心部へは、所要時間は約30分~40分で、料金はRp.150,000です。

 

■エアポートバス

           

エアポートバスは、国際線ターミナルの1階到着ロビー出口からジャカルタ市内の主要地点(ブロックM、ガンビル駅、カンプン・ランブータン、マンガ・ドゥア、パサール・ミングゥ、タンジュン・プリオッ港など)の間を結んでいるバスで、ジャカルタ市内へ行くことができます。
・所要時間:約30~60分
・料金:片道Rp.25,000
・運行時間:早朝5:00~23:30で15~30分間隔で運行

■トランスジャカルタ・バスウェイ

           

トランスジャカルタ・バスウェイは、バスターミナルと市内を結ぶ新交通システム。各バスターミナルと市内は、トランスジャカルタ・バスウェイで結ばれています。プロ・ガドゥンとラワマングンからは、バスウェイ2号路線でガンビル駅やモナス、カンプン・ランブータンからは7号線、5号線へと乗り継ぎ中心部へ行くことができます。バスウェイの乗り換えは、改札を出なければ料金は変わりません。

■ジャカルタへのバス(地球の歩き方参照)

           
ボゴール カンプン・ランブータン・バスターミナルへ毎時数本、所要30分、Rp.10.000、AC付きRp.15,000~
バンドゥン プロ・ガドゥン&カンプン・ランブータンへ毎時数本、所要3時間、Rp.30,000、AC付きRp.45,000~
チルボン プロ・ガドゥン&カンプン・ランブータンへ1日約10本、所要約5時間、Rp.40,000、AC付きRp.60,000~
パガンダラン カンプン・ランブータン・バスターミナル1日数本、所要約8時間、AC付きRp.65,000~
ジョグジャカルタ プロ・ガドゥン&カンプン・ランブータンへ1日20本、所要12~14時間、Rp.100,000、AC付きRp.180,000~
ソロ プロ・ガドゥン&カンプン・ランブータンへ1日10本~15本、所要時間12~14時間、Rp.130,000~、AC付きRp.150,000~
スラバヤ プロ・ガドゥン・バスターミナルなどへ毎時1本、所要17~20時間、AC付きRp.200,000
バリ島デンパサール プロ・ガドゥン・バスターミナルなどへ1日約10本、所要28~30時間、AC付きRp.250,000~
スマトラ島 プロ・ガドゥン&ラワマングンへ1日数本 所要27~30時間、AC付きRp.300,000~350,000

■鉄道

主要な鉄道駅Stasiun Kereta Apiはコタ駅、ガンビル駅、パサール・スネン駅などです。長距離路線は、列車によって終着駅が違うので切符購入時にきちんと確認しましょう。

【ジャカルタへの鉄道】(地球の歩き方参照)

           
ボゴール 5:30~22:30の間、コミューター(エアコン付き、Rp.7000)とエコノミ(Rp.2,000)が毎時2~3本運行、所要1~1.5時間。エコノミーはガンブル駅には停車しない。
バンドゥン Argo parahyangan号が1日6~7本運行、所要3時間、Rp.45,000~80,000
チルボン Cirebox Exp号が1日5本、所要3時間、Rp.55,000~160,000
パガンダラン カンプン・ランブータン・バスターミナル1日数本、所要約8時間、AC付きRp.65,000~
ジョグジャカルタ 1日5本(8:00~23:45発)、所要7~9時間、Rp.43,000~420,000
ソロ 1日5本(8:00~22:40発)、所要8~9時間、Rp.43,000~420,000
スラバヤ 1日5本(8:00~20:00発)、所要10~13時間、Rp.41,000~340,000
 

ジャカルタ市内交通

■タクシー

ジャカルタ市内のいたるところをメータータクシーが流しています。評判がいいのは、水色の車体のブルーバード・タクシーです。メーターを小細工する運転手もいるので、乗車時にメーターを戻して出発するか必ずチェックしましょう。乗りの1KmはRp.5,000~で、その後は100m走るごとに、Rp.250~300が加算されます。近距離ですと、メーターを使ってくれない場合もあるので、事前に交渉が必要です。

■バスウエイ

バスウェイは、首都のメイン・ストリートを走る快適なエアコンバスです。各バスターミナル間の他、モナス、コタ地区、ラグラン動物園などの見どころをつないでいるので、旅行者にとっても便利な移動手段です。専用車線を走るので、渋滞の心配もあまりありません。チケットは道路の中央にある専用ホームの窓口で購入できます。一部の路線では、英語による停車地のアナウンスも流れます。

■市内バス

エアコン付きのダムリ社の大型バスが市内各所を巡っています。メトロミニは、市内の13あるバスターミナル間を結んでいます。料金は走る距離で違い、降りる特はブザーを鳴らして知らせます。

■バジャイ

バジャイは、近・中距離の移動に準タクシーとして使える乗り物です。料金は交渉制です(料金の目安は、タクシー運賃とほぼ同額)。

インドネシアの交通機関

■インドネシアのバス

インドネシアで最も一般的な交通機関が、本数も充実しているバスです。ただ、ローカルバスの車内は混雑することが多く、大都市のバスターミナルは中心部から離れているためアクセスに不便です。

バリ島やジャワ島、ロンボク島では主要観光地を結ぶシャトルバスを運行しています。また、ジャワ島やスマトラ島などでは、トラベルまたはツーリストバスと呼ばれているミニバスを利用することができ、宿泊しているホテルからピックアップして目的地まで送り届けてくれます。チケットは、バスターミナルや市内の旅行会社で購入することができます。

【長距離バスのエアコン車のすすめ】

エアコン車とエアコンなしでは料金が倍ほど違うこともありますが、長距離移動ではエアコン車を選ぶ方がよいでしょう。エアコンなしだと、乗客がある程度集まるまで出発しなかったりと、とにかく時間がかかります。また、バスが走っている間は涼しいですが、停車中の車内はインドネシア人も暑いと叫んで逆上するほど温度が上がります!混んでくると通路まで人が立ち、飲食物の売り子やギターの流しも乗ってきて、体力もかなり消費します。そのうえ、バスターミナルに立ち寄らず適当なところへ降ろされてしまうケースもあります。体力と時間にかなりの余裕がある旅行者以外は、長距離の移動ではエアコン付きのなるべく立派なバスの利用をおすすめします。

■インドネシアの電車

ジャワ島内の移動は,鉄道上手に移動すれば、バスよりも鉄道の方が便利で快適です。ジャワ島内の主要都市が結ばれていて、本数は多くありませんが、中・長距離の移動に便利です。また、近年急増した飛行機やバスに押され気味ですが、KERETA API社の路線はジャワ島を網羅しており便利な交通手段です。特に、列車名の頭にARGOが付く優等列車はJRと同じくらい正確な運行スケジュールです。

■ベチャ

ベチャは三輪自転車の前部に座席がある輪タクのことで、ジャカルタやソロ、スラバヤなどで乗ることができます。

■インドネシアのレンタカー

インドネシアでレンタカーの理容ができるのは、バリ島とジャワ島のみです。その他のエリアでは、レンタカーではなく、ドライバーごと車をチャーターする方法が一般的になります。

バリ島やジャワ島の観光地では、ホテルのツアーデスクや町なかの旅行会社を通じてレンタカーを借りることができます。料金は1日US$20~50くらいで、満タン返しが原則、保険料込みとなっています。走行距離による課金はありません。

■インドネシアのレンタルバイク

レンタルバイクはインドネシアでは、バリ島のウブド島周辺、スマトラ島のトバ湖周辺など、地方の観光地はあまり交通の便がよくないためおすすめです!バイクに乗ったことがないなど、初心者の方は転倒による事故でケガをするケースが多いので、気を付けましょう。バイクはレンタカー同様、町の旅行会社を通して借りられます。レンタルできるのは、90cc、100cc、125ccといったサイズで、料金は1日Rp.40,000~50,000です。ただし、保険料は含まれていません。