ジョホールバルの空港アクセス
日本からジョホールバルへ
ジョホールバルへは空路の他、陸路、海路もあります。空路はジョホールバル郊外のスナイ国際空港経由、もしくは隣国シンガポールのチャンギ国際空港経由で入ります。前者は日本からの直行便は無く、クアラルンプール、もしくはコタキナバルの空港を経由し、国内線で入る形になります。後者は、到着後陸路で国境を渡る形になりますが、24時間行き来が可能で、往来も多いため、メジャーなルートです。陸路はクアラルンプール、コタキナバル等マレーシア内の主要都市からの長距離バス、長距離鉄道でのアクセスとなります。また隣国シンガポールも近いため、そちらからもバス、鉄道が出ています。海路はインドネシアのビンタン島、バタム島から高速船が出ており、ジョホールバル国際フェリーターミナル経由で入るルートがあります。
スナイ国際空港から市内へのアクセス
市内へは主にバス、タクシーでのアクセスとなります。
タクシー
空港でクーポンを購入します。ゾーンごとに料金が決まっており、ジョホールバルまではRM44となっています。所要時間は40分ほどとなっています。
バス
空港連絡バスでコタラヤバスターミナル、もしくは一般バスを使ってラーキンバスターミナルまで行くことができます。前者はRM8、約45分ほどで到着するのに対し、後者は3社あり、料金も微妙に違います。
- Causeway LInk No.333:RM3.2
- MAJU No.207:RM3
- GML Line No.G1:RM3.2
となっており、約1時間ほどで到着となります。
市内からスナイ国際空港へのアクセス
タクシー
流し、もしくはホテル等に手配してもらう形になります。所要時間は40分ほどで、料金はメーター制だとRM40程度になります。
バス
空港からのアクセス同様の3社の路線でアクセスが可能です。
チャンギ国際空港から市内へのアクセス
隣国シンガポールにある空港ですが、海を挟んですぐ対岸にジョホールバルがあるため、人の行き来も多く、多数の交通手段があります。ただ人の行き来が多いため、週末は渋滞が激しいため、そちらを考慮して、交通機関を選びましょう。
タクシー
国境を越えるためには、専用の乗り合いタクシーがあります。ブギス地区のクイーンズストリートにあるジョホールバル行きのバスターミナルの隣に、専用タクシー乗り場があります。入国書類は運転手が持っているので、車内で書けるような準備が必要です。このバスターミナルへはバスが走っていますが、初心者にとってはバス利用は難しいため、基本的にタクシーを使う形がベストでしょう。電車で向かう方法はエキスプレスバスの項目で説明しています。料金は一人10シンガポールドルで、所要時間は50分ほど、入管手続きは15分ほどで車内で完結します。審査用の書類とパスポートを提出できるようにして、審査する際は窓を開けるのを忘れないようにしましょう。
エキスプレスバス
タクシー乗り場があるブギス地区のクイーンズストリートにあるジョホールバル行きのバスターミナルでバスに乗り、直接ジョホールバルに向かいます。料金は2.4シンガポールドルで、カウンターでチケットを買います。このチケットは入国審査の時までしっかり保管しましょう。審査の際は一度バスから降りて、終わり次第バスに戻ります。その際にチケットが必要となります。所要時間は審査の時間を含めると75分ほどです。バスターミナルへは電車で行くことも可能です。チャンギ国際空港からはエアポート駅のMRT東西線に乗り、2つ目のタナ・メラ駅でジュー・クーン行きの電車乗り換え、そこから8つ目の駅、ブギスで降ります。バスターミナルまでは徒歩で10分ほどですので、マップを見るか、駅員に道順を聞きましょう。
ジョホールバル直通バス
空港から直接バスで向かうことができます。指定の場所からTS1という乗り合いバスが出ており、7シンガポールドルでジョホールバルのコタラヤバスターミナルまで向かいます。所要時間の目安は入国審査も含めて2時間弱ですが、渋滞を考慮すると時間に余裕を持つ必要があります。
市内からチャンギ国際空港へのアクセス
チャンギ国際空港へは、コタラヤバスターミナルを経由してアクセスするルートになります。空港から市内へのルートを逆にたどるような形にはなりますが、どれもそちらと比べ安い場合は多いです。
タクシー
料金はRM15と安く、所要時間はほぼ同じです。黄色の車体を持っているのが特徴です。こちらも入国審査は車内で行えます。
バス
チャンギ国際空港へ直接行くバスと、クイーンズストリートバスターミナルに向かう2種類のバスがあります。両方シンガポールから来るときより安く済みますが、所要時間はほぼ同じです。両者とも入国審査はバスを降りる必要があるので、チケットをしっかり保管しておきましょう。
※シンガポール⇔ジョホールバルを結ぶ鉄道に関して
料金はRM33~となっており、所要時間は入国審査時間も合わせて6時間ほどとなっています。シンガポール側から一日7本、ジョホールバル側からは一日3本と本数が少ない上、チャンギ国際空港からではシンガポール駅へのアクセスがややこしいためお勧めしません。しかし情緒ある鉄道でもあるため、時間に余裕を持てるようであれば利用してみましょう。
ジョホールバルの交通事情
ジョホールバル内での移動は公共交通機関がないため、もっぱらタクシーとなります。
タクシー
メーター制の場合、初乗り、最初の1kmまたは3分がRM3、その先115mまたは20秒毎にRM0.1加算されていきます。交渉制のタクシーも残っていますが、メーター制が増えつつあるようです。交渉制の場合は料金を先に決めておかないと、後々トラブルになる可能性があるので、出発前に確定させましょう。